ペイパルが決算受け上昇 弱気派の懸念を払拭したとの評価も=米国株個別
ペイパルが商いを伴って上昇。7-9月期決算を発表しており、1株利益が予想を上回ったほか、10-12月期の利益見通しも予想を上回った。通期の見通しについては下方修正したものの予想は上回っており、市場の懸念を後退させている。
アナリストからは、「全て良い結果を確認」との評価も出ている。「この四半期に悪化の兆しを示しそうな全てにおいて、弱気派の懸念を払拭した」とも指摘した。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.61ドル(予想:0.52ドル)
・営業収益:43.8億ドル(予想:43.5億ドル)
・クレジットカード支払件数:+4%(前年:+6%)
・ベンモ支払総額:+64%(前年:+78%)
・アクティブ顧客アカウント数:+980万件(予想:+716万)
・支払取引件数:30.9億件(予想:30.9億件)
・アクティブアカウント当たりの支払取引件数:39.8件(前年比+9%)
・総支払額:1786.7億ドル(予想:1766.6億ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.81~0.83ドル(予想:0.81ドル)
・営業収益:48.9~49.5億ドル(予想:49.4億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):3.06~3.08ドル(従来:3.12~3.17ドル)(予想:3.04ドル)
・営業収益:177~177.6億ドル(従来:176~178億ドル)(予想:177.3億ドル)
(NY時間10:53)
ペイパル 104.09(+7.45 +7.71%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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