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「期待値水準」が下がっているだけに…!? - ドル円

達人の予想 

◆“楽観/悲観”が激しく交錯 - マーケットも乱高下

※ご注意:予想期間は10月11日と表示されていますが、本日(10月10日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


引き続き、日替わり…。

『(中国は)部分的合意を受け入れる用意あり』との報道を機に、前日台頭した「米中通商協議」への悲観論は後退しました。
また『(EUは)大幅な譲歩の用意あり』との報道を機に、「合意なきBrexit」への悲観論も巻き戻されていきました。
ドル円は“107.621円”へと上昇、ポンド円も“131.801円”へ反発する場面を見せました。

一方で『次官級協議で具体的な成果なし』『現時点で譲歩案は示していない』との報道がその後に流れるなど、まだ「方向感が定まった」という感じではありません。
このため“107円割れ寸前(ドル円)/131円割れ(ポンド円)”へと押し戻されているなど、
「思惑による揺れ動き」は続き、「上値重いが、下値も堅い」を地で往く展開も継続しています。

◆いよいよ米中通商協議 - これで方向感が定まる…?

こうした中、いよいよ本日より「米中通商協議(閣僚級)」が行われます。
「結果は出るまでわからない」といった類の話になりますので、現時点で“決め打ち”をするわけにはいきません。
そして米中間には「かなりの溝」がまだ存在すると見られますので、軽々に“楽観”を口にすることもできそうにありません。
しかしその分だけ「期待値水準は下がっている」可能性は高く、そうなると「合意に至らず」となっても「協議は継続」といった逃げ道が残されていれば“リスク選好”に傾く可能性も否めない…?

後は「結果待ち」であり、楽観論/悲観論が交錯する状況では「神経質な揺れ動き」を想定せざる得ませんが、「大いなる期待」をもって対峙したいところです。
反対に動いた場合の対処方法を、頭の片隅に残しておきながら…。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:107.892(10/2高値)
上値3:107.780(、ピボット1stレジスタンス)
上値2:107.709(10/1~10/3の61.8%戻し)
上値1:107.621(10/9高値、100/20日移動平均線)
前営業日終値:107.516(日足・一目均衡表転換線)
下値1:107.399(日足・一目均衡表基準線、20週移動平均線)
下値2:107.197(-1σ)
下値3:107.092(ピボット1stサポート)
下値4:107.000(大台)
下値5:106.933(10/9安値、日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線)

執筆者 武市佳史

執筆者 : 武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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