今夜の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

東京市場のドル/円は、一時108.30円付近まで上昇して9月19日以来の高値を更新。日本株や時間外の米長期金利の上昇に連れて上値を伸ばしました。その後はやや伸び悩んでおり、欧州市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

10/1（火）
16:15　エバンズ米シカゴ連銀総裁講演
16:30　スイス9月SVME購買部協会景気指数
16:50　仏9月製造業PMI・改定値
16:55　独9月製造業PMI・改定値
17:00　ユーロ圏9月製造業PMI・改定値
17:30☆英9月製造業PMI
18:00☆ユーロ圏9月消費者物価指数（HICP）・速報値
18:20☆ロウRBA総裁講演
21:30　カナダ7月GDP
21:50　クラリダFRB副議長あいさつ
22:30　ボウマンFRB理事講演
22:45　米9月製造業PMI・改定値
23:00☆米9月ISM製造業景気指数
23:00　米8月建設支出
25:45☆ドラギECB総裁講演
26:30　バイトマン独連銀総裁講演

※☆は特に注目の材料

米9月ISM製造業景気指数は、前回8月分が49.1とまさかの50割れとなっただけに、今回の結果が注目されています。米中貿易摩擦の影響で2カ月連続の悪化となれば、このところ萎みつつある10月利下げの思惑が再び頭をもたげる事も考えられます。なお、米9月ISM製造業景気指数の市場予想は50.0となっています。