スピ―ド警戒感から一服 21500-21800のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
スピ―ド警戒感から一服
●12日のNY株式市場は、トランプ米大統領が「2500億ドル分の対中関税25%から30%への引き上げを10月15日に2週間先送りする」とし、米中関係の改善期待が高まった。またEC理事会で中銀預金金利の引き下げや量的緩和の再開を決めたことで買い先行となった。
ダウ工業株 27182.45(+ 45.41)△0.17%
ナスダック 8194.47(+ 24.79)△0.30%
S&P500 3009.57(+ 8.64)△0.29%
●本日の日経平均はスピ―ド警戒感から一服と読む。CME日経平均先物の終値は2万1675円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1759円と比べ80円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万1660円。
●シカゴグローベックスNYダウ先物29ドル高(執筆時)。
●騰落レシオは119.75%と過熱感が否めない。
●今週の主な予定
13(金)
○米 8月 小売売上高
○米 9月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値
○米 前週分 CFTC建玉明細
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。