ドル円は106円手前 下向きトレンド継続の気配=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は106円手前での推移となっている。米株が堅調に推移しており、ダウ平均も200ドル超上昇する中、ドル円も買いが入っている。しかし、米中対立や景気後退懸念が根強く上値を積極的に試す雰囲気までは出ていない。
今週は一時105円を割り込む動きも見られ、ショート勢も達成感が出ているものと見られるが、買い戻しが強まる雰囲気はなく、106.30円付近に来ている21日線の下での売買が続いている。なお下向きのトレンドが続いている気配だ。
先ほど米5年債入札が実施され好調な入札となった。米国債利回りは下げて反応しているが、ドル円への影響は限定的となっている。
USD/JPY 105.98
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。