いよいよほんとうに見切り発車か
意外にも、9日の終値を上回り、日経底入れ完了
週末の日経平均は82円高の20,710円。
しっかり5日線確保。驚きだったのは、後場ジリ高の末に、気が付けば、9日の戻り高値20,684円を日経平均が抜いてしまったことです。
短期的にはテクニカル上の底入れを完了させてことになります。
香港・上海も堅調。しかも、上海は持ち合いから上値を取っています。
ザラ場中、グローベックス市場のNYダウ工業株先物が、次第にジリ高傾向。後場には80ドル高の気配に拡大。引け時点では96ドルの気配でした。
昨日から個別銘柄の動きを見ている限り、内外ともに、どうもいよいよイベントに際して、見切り発車的な動きが出てきているのか、と思わせるような展開です。
ちなみに16時現在、グローベックスは100ドル超の気配切り上げとなっています。
戦略方針
日経ダブルインバースETF<1357>のホールド続行です。
イベント消化で相場が上なら、来週早々にもドテン反対売買になりかねません。
イベント後に相場滑落なら、延命されます。
これも今晩次第です。
執筆者 : 松川行雄|有限会社増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長
大和証券外国株式部勤務の後、投資顧問業を開業。2013年2月ヘッドハンティングにより増田経済研究所に入社。現在同社発行の「日刊チャート新聞」編集長。株式セミナーに於ける投資理論は個人投資家に満足度100%の人気を博す。