一昨日に戻っただけ…!? - 割り込むには“かなりのエネルギーが必要”

◆リスク回避再燃 - 再び105円台へ

※ご注意:予想期間は8月16日と表示されていますが、本日(8月15日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


概ね“106.30-20円”では支えられていましたが、しかし耐え忍ぶことはできませんでした。

「中国鉱工業生産は2002年2月以来の低い伸び(+4.8%)」「独4-6月GDPはマイナス成長(-0.1%)」を背景に、「世界的な景気失速懸念」が意識されたからです。
米30年債利回りは過去最低を更新、米2年/10年債利回りが逆転する“逆イールド”まで発生しており、またしても“リスク回避姿勢”に押し潰された格好といえます。
「米景気後退」を意識したNYダウは“今年最大の下げ幅(-800ドル)”を記録し、ドル円は“105.655円”へと再び値を落としました。

◆ただ「一昨日に戻っただけ」…?

こうして「センチメントは悪化」しており、「リスク回避⇒円買い」が入りやすい地合いに戻ったのも事実といえます。
しかしこれは「一昨日の状況に戻っただけ」ともいえる状況であり、そうなると「105円ラインを巡る攻防」がポイントということになります。
そして一昨日も記したように、同ラインに関しては「(実需筋は)休み前にドル買い/売りオーダーを設定済」と見るのが自然です。
そして年初来安値&心理的な節目と合致する“105.00円”には、「より大きなオーダーを設定済」と見るのが妥当ということになります。
割り込むと“ストップロス⇒さらなる下落”が懸念されますが、反面、割り込むには“かなりのエネルギーが必要”ということでもあります。

◆ポイントは「株価動向」&「米経済指標」

気を付けておきたいのは、「株価動向」と「米経済指標」です。
日経平均が2万円の大台を割り込むようなことがあれば、“さらなる円買い”が…?
また米経済指標が下振れるようなことがあると、“リスク回避姿勢が増幅”する可能性も…?
しかしどちらも“逆パターン”が存在することを考えれば、決め打ちは禁物でもあります。

「イメージは下方向」に傾斜していますので“上値が重い”は続くと見られますが、それでも“意外と底堅い”も続くと見たいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.469(8/13~8/14の61.8%戻し)
上値4:106.314(8/13~8/14の50%戻し)
上値3:106.158(8/13~8/14の38.2%戻し)
上値2:106.070(日足・一目均衡表転換線)
上値1:106.000(大台、-1σ)
前営業日終値:105.900
下値1:105.655(8/14安値)
下値2:105.504(7/12~7/13の76.4%押し)
下値3:105.454(ピボット1stサポート)
下値4:105.050(8/12-13安値、大台、ピボット2ndサポート)
下値5:104.960(1/3Bloomberg安値)

11:22 ドル円 抵抗・支持ライン追加

武市佳史

武市佳史|株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト。日本におけるFXの草創期より業務に従事。現在は週刊為替コラム「武市のなぜなにFX」の執筆やWebセミナー講師を務めるのみならず、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿中。

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