ドルの買い戻しがやや優勢に=東京為替概況
前日の海外市場で105円05銭を付けたドル円。105円20銭台で東京朝を迎え、しばらくもみ合いが続いた後、106円50銭超えまで上昇する展開となった。懸念された人民銀行による対ドル基準値設定がほぼ事前予想通りの無難なものとなり、ポジション調整の動きが広がった。昨日夕方から全面閉鎖された香港国際空港が再開するなど、リスク材料の一服もドル買い円売りに寄与。
ユーロドルが1.12を割り込んで1.1182を付けるなど欧州通貨売りドル買いの動きが広がったことも、ドル円での下値進行を阻んだ。
午後に入ると、日経平均が下げ幅をやや縮めるなど、動きが落ち着いており、突っ込んだドル売り、円売りともに慎重な動きに、
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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