NY株安の嫌気売りで続落 20600-20900のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
NY株安の嫌気売りで続落
●2日のNY株式市場は続落。米中貿易摩擦悪化への懸念から売り優勢で推移。トランプ米大統領が前日に対中制裁関税を表明。これに対し中国側は猛反発し、対抗措置を打つ可能性を警告するなどを受けてダウは一時334ドル安まで下げ幅を拡大したが、引けにかけ下げ幅を縮小。7月米雇用統計で季節調整済みの非農業分野の雇用者数が前月16万4000人増となり市場予想平均の同16万5000人増を下回った。
ダウ工業株 26485.01(- 98.41)▼0.37%
ナスダック 8004.07(-107.05)▼1.32%
S&P500 2932.05(- 21.51)▼0.73%
●本日の日経平均は、NY株安の嫌気売りで続落と読む。CME日経平均先物の終値は2万0875円で、先週末の東京市場の日経平均終値2万1087円と比べ210円ほど安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物終値は2万0900円。
●シカゴグローベックスNYダウ先物27ドル安。
●今週の主な予定
5(月)
○中 7月 財新サービス業PMI
○独 7月 マークイット総合PMI改定値
○欧 7月 マークイット総合PMI改定値
○米 7月 マークイット総合PMI改定値
○米 7月 ISM非製造業総合指数
8(木)
○日 6月 経常収支(JPY)原数値
○米 7月29日週次 新規失業保険申請件数
○米 6月 卸売在庫
○中 7月 輸出入
○中 7月 貿易収支(USD)
9(金)
○日 Q2 GDP1次速報値
○中 7月 PPI
○中 7月 CPI
○米 7月 PPI最終需要
○中 7月 マネーサプライM2
○中 7月 人民元建て新規融資
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。