【8月2日予想】テクニカル指標では過熱感あり
目先値動きの荒い展開
1日の日経平均株価は小幅上昇しました。日経平均株価は前日比0.09%プラスの21540円99銭、マザーズ指数は前日比0.04%プラスの905.27ポイントとなりました。米FOMCで25ベーシスポイントの利下げが決定されたものの、更なる利下げ期待が後退したことを受け米国株が大きく下落、日本株も前場はマイナス圏で推移したものの後場になり為替が円安ドル高方向に動いたことで買戻しが入り日経平均株価は小幅高となりました。
1日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は69.8%、マザーズ指数のRSI(9日)は80.2%となり、テクニカル分析では買われ過ぎの水準に入ってきました。
米国ダウ指数が大きく下落しました。31日の下落で米国ダウ指数は高値更新まで約2%下の水準にまで押し下げられており、いったんの材料出尽くしとして売られもう一段下落してもおかしくはありません。仮に反発してくれば押し目買いのチャンスなのですが、注意が必要な水準でしょう。日経平均株価は今週も米国株次第の展開となりそうですが為替が円安に動いておりテクニカル指標では過熱感が出てきていますが大崩れはなさそうです。目先値動きの荒い展開となりそうですが引き続き資金管理には十分留意し、過度なリスクを取らないことをおすすめします。2日の日経平均株価は小幅安と予想します。
フェアトレード株式会社 代表取締役。機関投資家出身で統計データを重視したシステムトレードに注力。2011年株-1グランドチャンピオン大会で+200.4%、2012年+160.1%、2013年157.0%を叩き出し三連覇達成。証券アナリスト検定会員。