反落、EIA週報を手がかりとした買いは一時的=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=55.88(-0.89 -1.57%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.89~0.85ドル安。その他の限月は0.82~0.50ドル安。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫は大きく減少し、積み上がった在庫の取り崩しが続いたが、買いは一時的で次第に売りに押された。25日の欧州中央銀行(ECB)理事会や、26日の4-6月期の米国内総生産(GDP)・速報値の発表を控えて、ポジション調整が主体だった。
時間外取引で9月限は堅調に推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計が手がかり。通常取引序盤は57.64まで上値を伸ばしたものの、その後は一転して売りが強まり、マイナス圏に沈んだ。引けにかけて55.33ドルまで下落した。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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