続落、EIA週報で石油製品在庫が増加=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=56.78(-0.84 -1.46%)
ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.84~0.82ドル安。その他の限月は0.76ドル安~0.48ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が取り崩されたものの、石油製品在庫が増加したことが重しとなった。熱帯性暴風雨バリーが米メキシコ湾岸に向かっていた影響で、米国の原油生産量や、原油の輸出入が減少したほか、石油製品需要も抑制された。対立している米国とイランの緊張感が後退する兆しがあることも重し。昨日、トランプ米大統領はイランと大きな進展がみられると語った。
時間外取引で8月限は堅調に推移。通常取引開始前には58.36ドルまで上昇した。ただ、その後は一方的に売られ、上げ幅を消すと56.47ドルまで下落した。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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