小反落、5月のOECD石油在庫は2ヶ月連続で増加=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=60.20(-0.23 -0.38%)
ニューヨーク原油は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.24~0.23ドル安。その他の限月は0.71~0.23ドル安。
前日に大幅上昇した反動で売りがやや優勢となった。石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、5月の経済協力開発機構(OECD)加盟国の石油在庫が2ヶ月連続で増加し、前月比4150万バレル増の29億2500万バレルとなったことが重し。ただ、米国の石油在庫の推移からすると、6月のOECD石油在庫は増加が一巡している可能性が高く、売りは限定的だった。
時間外取引で8月限は60.94ドルまで上昇し、5月23日以来の高値を更新。ただ、その後はじりじりと押し戻され、通常取引が始まると60.14ドルまで弱含んだ。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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