ドル円、パウエルFRB議長発言待ち。
マーケットコンディション
昨日のドル円は、108.70円で始まると、東京時間は、日経平均の上昇を受け前日の高値108.80円を上抜け108.89円まで上昇。その後、日経平均が伸び悩み、ドル円も上値が重くなった。ロンドン時間、米長期金利の上昇を受け全面ドル買いとなり、108.90円まで上昇。NY時間、108.96円まで上昇となるが、買いは続かず108.85円でクローズをむかえた。
ドル円、パウエルFRB議長発言待ち。
本日は、23時のパウエルFRB議長の議会証言(下院金融サービス委員会)待ちとなる。
先週の好調米雇用統計を受け、0.25%か0.50%の利下げ示唆をするか、若しくは9月以降に先送りとなるのか。難しい選択となる。いずれも内容次第によっては、パウエルFRB議長への信頼感が失墜する可能性がある。
テクニカル的には、上値を挑戦したい状況とみる。昨日の高値108.96円は112.39円から106.77円までの下落に対し戻り38.2%(108.91円)レベルとなる。109円突破となると、109.29円(106.77円-108.53円-107.53円→100%)、109.58円(112.39円-106.77円の50%)が目先の目標か。
98年日本初のFX事業開始から、Web広告やセミナー運営、リスク管理啓蒙などFX業務全般に携わる。数多くの一般投資家と接しながら、現在、YJFX!にてFXエバンジェリストとして情報配信・FXコラム執筆・セミナー活動等を行っている。