【本日の見通し】リスク警戒広がり、レンジ切り下がる
米中通商問題への期待感が週明けのドル円を押し上げたが、
東京市場では大きな問題視されなかった欧州への追加関税の問題が重石に。
107円台に値を落とし、108円台半ばが重くなったことで
目先は下方向を意識。
今月のFOMCでの米利下げ期待が継続していることも大きい。
107円台後半から108円台前半にかけたレンジが中心で
少しレンジが切り下がったという印象に。
ユーロについて、ラガルドIMF専務理事が次期ECB総裁に決定したことは
反応が非常に難しい問題。
元仏財務相でIMF専務理事としても長く務め、
経済・財政では専門家ではあるが、金融行政の手腕は未知数。
有能であることはだれもが文句のつけようがないが
タカハトどちらであるかもわからず、反応しようがないといったところ。

執筆者 : MINKABU PRESS
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