ドル円朝方の円安進行一服も底堅さ=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は108円台前半での推移。週末の米中首脳会談で、両国の通商交渉再開で合意、米国の中国に対する追加関税や、ファーウェイへの制裁緩和
などで合意したことで、週明けの東京市場はドル高が強まる展開に。
先週末107円80銭台で週の取引を終えたドル円は、朝方108円51銭を付けたものの、その後調整が入り、108円07銭まで。具体的な米中協議再開の日付が決
まったわけではなく、先行きの不透明感が残る中で、過度な期待感への警戒が入った。
もっとも108円台を維持したドル円は108円20銭台まで買い戻しが入る展開に。世界的なリスク要因であった両国の貿易戦争一時休戦に対する期待感が継続。
クロス円も軒並み同様の動きで円安進行で始まり、調整が入って、その後少し戻すという流れ。
日経平均は反落。前引けでは前営業日比117.65円安の2万1220.52円となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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