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【ロンドン市場】円買い優勢に転じる、中国が対抗策を示唆

見通し 

20日のロンドン市場は、円買い優勢に転じている。中国外務省が、中国政府と企業がどのような対抗策を講じるか、見ていてほしい、と表明しており、米中貿易戦争への警戒感が再燃。東京市場で110.32レベルまで買われたドル円は売り優勢となり、取引中盤には110円台割れから109.90付近まで反落。クロス円も総じて下落。ユーロ円は122円台半ばへ、ポンド円は140円割れへと下押し。東京市場では豪総選挙での与党勝利を受けて豪ドルが上伸したが、ロンドン市場では上げ一服。豪ドル円は一時76円割れとなった。欧州株が下落、米株先物も時間外取引で下げに転じている。NY原油先物は62ドル台後半へと反落。リスク回避ムードが優勢になっている。週後半に欧州議会選を控えて調整が入りやすい面も指摘されている。

ドル円は109円台後半での取引。東京市場で110.32レベルまで買われたあとは上値が重くなっている。ロンドン市場では中国外務省が、中国政府と企業がどのような対抗策を講じるか、見ていてほしい、と表明しており、米中貿易戦争への警戒感が再燃。110円割れから109.86レベルに安値を広げた。

ユーロドルは1.11台半ばでの取引。1.1150近辺から1.1165近辺と東京市場からの揉み合い相場が継続している。ユーロ円主導の展開。ユーロ円は123円ちょうど近辺が重くなり、122.54レベルまで安値を広げた。欧州株が全面安となっており、ドル円とともにリスク回避の円買いが再燃している。対ポンドでもやや下押しされている。欧州議会選が23日から26日に控えており、政治不透明感から事前にポジション調整が入りやすい面も指摘されている。

ポンドドルは1.27台前半での取引。ロンドン序盤に1.2720台から1.2757レベルまで買われたあとは、1.2730台まで再び反落。上に往って来いとなっている。ポンド円は序盤に買われ、140.50近辺を試したが伸びを欠いた。その後はドル円とともに反落しており、一時140円台を割り込んでいる。ユーロポンドは上下動もやや売りが優勢。英首相報道官は、あすのインディカティブ投票実施について探っているとしたが、まだ日程はハッキリしていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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