インテルが5日続落 世界半導体市場は2桁減が続く=ダウ採用銘柄
インテルが5日続落しておりダウ平均、ナスダックを圧迫している。先週の決算発表で大幅な下げとなったが、なお下値模索が続いている。きょうは米半導体工業会(SIA)が発表した3月の世界半導体市場は前年比で14%減少しており、3ヵ月連続の2桁減を記録している。需要も価格も脆弱な状況が続いているとしている。
インテルは先週の決算で、クラウド用サーバーなどデータセンターからの需要が予想ほど伸びず失望感の強い決算を発表していた。
昨年のクリスマス以降、半導体も買い戻しが続いており、フィラデルフィア半導体指数は安値から45%上昇している。市場の一部からは、この上昇が正当化せきるのか疑問の声も出始めているようだ。
(NY時間13:28)
インテル 51.10(-1.33 -2.31%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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