マテルが大幅高 利益、売上高とも予想ほど落ち込まず バービー好調＝米国株個別

　玩具のマテルが大幅高。１－３月期決算を発表しており、赤字決算となったものの、利益、売上高とも予想ほど落ち込まなかった。コスト削減と主力ブランドのてこ入れが奏功したほか、バービーとホットホエールズが好調。同社は主要顧客だったトイザラス破綻の影響を回避しており、クライツＣＥＯは、「１－３月期は年内の底堅い基盤が作れた」と語った。

（１－３月・第１四半期）
・1株損益（調整後）：-0.44ドル（予想:-0.58ドル）
・売上高：6.89億ドル（予想：6.48億ドル）
　　北米：+6％
　　海外：-5％
　　　バービー：+7％
　　　ホットホエールズ：+4％
　　　フィッシャープライス：-8％
　　　トーマス＆フレンズ：-8％
・粗利益率：34.8％（予想：35.8％）
・営業キャッシュフロー：1.93億ドル

（NY時間10:59）
マテル　13.26（+0.98　+7.94%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美