インテル大幅安で半導体下落 データセンター向けの売上高が減少=ダウ採用銘柄
インテルが大幅安となっておりダウ平均、ナスダックとも押し下げている。1-3月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、データセンター向けの売上高が6.3%減少し49億ドルとなったほか、4-6月期や通期の見通しも下方修正している。スワンCEOは「競争激化に直面している。同社の財務健全性の鍵となっているのは、最も収益性が高いサーバー向け半導体へのクラウド業者からの需要だ。顧客の在庫整理は想定より時間がかかりそうだが、中長期的な見通しは変えていない」と語った。
今回の決算を受けてエヌビディアやAMDなど他の半導体も下落している。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.89ドル(予想:0.87ドル)
・売上高:161億ドル(予想:160.3億ドル)
データセンター:49億ドル
・粗利益率:58.3%(予想:60.2%)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.89ドル(予想:1.01ドル)
・売上高:156億ドル(予想:168.5億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):約4.35ドル(従来:約4.60ドル)(予想:4.52ドル)
・売上高:690億ドル(従来:715億ドル)(予想:713.4億ドル)
(NY時間10:15)
インテル 52.38(-5.23 -8.91%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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