東京株式(前引け)=続伸、下値抵抗力発揮し朝安後に切り返す
16日前引けの日経平均株価は前営業日比39円11銭高の2万2208円22銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億5961万株、売買代金概算は1兆997億5000万円。値上がり銘柄数は724、対して値下がり銘柄数は1293、変わらずは120銘柄だった。
きょう前場の東京市場は、前日の米株市場が上昇一服となったことを受け日経平均は安く始まったが、その後は下値抵抗力を発揮しプラス圏に切り返した。ただ、前引け時点で値下がり銘柄数が値上がりを上回り、TOPIXは小幅ながらマイナス圏で着地している。NTTドコモなどをはじめ情報通信セクターに物色の矛先が向かい全体相場を支えた一方、資源エネルギー関連などに売りが目立った。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も上昇した。ソニー<6758>、NTTドコモ<9437>なども買い優勢。RPAホールディングス<6572>はストップ高に買われた。スペースバリューホールディングス<1448>、TOKYO BASE<3415>が値を飛ばし、千代田化工建設<6366>も物色人気。半面、キーエンス<6861>、ファナック<6954>が軟調、良品計画<7453>も大きく値を下げた。ベクトル<6058>、古野電気<6814>が安く、かんぽ生命保険<7181>も下落した。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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