東京株式(前引け)=小幅続伸、閑散商いのなか方向感定まらず
19日前引けの日経平均株価は前営業日比15円82銭高の2万1297円67銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は4億8990万株、売買代金概算は8588億7000万円。値上がり銘柄数は1143、対して値下がり銘柄数は884、変わらずは102銘柄だった。
きょう前場の東京市場は売り買い交錯となり、方向感が定まらない動きとなった。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難のなか、日経平均は前日の急騰の反動で利益確定売りからマイナス圏で推移する場面もあったが、下値では買いが厚く、結局前引けはプラス圏で着地している。1100強の銘柄が上昇したが、市場参加者が少なく、売買代金は8500億円台にとどまるなど閑散商状を極めた。
個別ではソニー<6758>が堅調、村田製作所<6981>もしっかり。出光興産<5019>、昭和シェル石油<5002>など石油関連株が高く、イオン<8267>も堅調。ピー・シー・エー<9629>は一時ストップ高、ファインデックス<3649>も値を飛ばした。アイ・エス・ビー<9702>が大幅高、マネックスグループ<8698>も物色人気。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、任天堂<7974>も売りに押された。ブリヂストン<5108>も利食いに押された。TOYO TIRE<5105>が大きく値を下げ、ミルボン<4919>も安い。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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