東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、円安追い風も利食い圧力表面化
14日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比3円高の2万1147円と小幅続伸。
前日の米国株市場ではNYダウが117ドル高と続伸、外国為替市場では1ドル=111円台に入るなど円安が進行しており、東京市場でも主力輸出株を中心に追い風局面が続いている。米中貿易協議が進展することへの期待が再び高まっている。寄り前に発表された18年10~12月期のGDP速報値は内需が牽引する形で2四半期ぶりのプラスとなったが、これは想定内で影響は限定的。また、日経平均は前日までの2営業日で800円以上の上昇をみせたことで、目先利益確定売り圧力も意識される場面。国内企業業績への警戒感もあり、上値は重い可能性がある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、20業種が高く、値上がり上位に石油、紙パルプ、建設など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、海運、サービスなど。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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