東京株式(寄り付き)=続落、米株高も不透明感拭えず売り先行
24日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比87円安の2万506円と続落。
前日の米国株市場ではNYダウが170ドル余り上昇したが、IBMなど一部の好決算銘柄に牽引された部分が大きく、ナスダック総合指数は小反発にとどまった。米中貿易協議の先行き不透明感が引き続き意識されるほか、米政府機関一部閉鎖の期間が長引くなか、米国経済への影響も懸念されるなど、全体相場はリスク選好の流れになりにくい環境にある。ただ、米国企業の決算発表は半導体関連などを中心に好調で、足もと外国為替市場では1ドル=109円台半ばとやや円安水準で推移しており、風向きは悪くない。日経平均は25日移動平均線近辺で底堅さを発揮する可能性もある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、銀行、水産を除き安く、値下がりで目立つのはゴム製品、石油、海運など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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