P&Gが大幅高 ビューティーやヘルスケアの増収が貢献=ダウ採用銘柄
P&Gが大幅高となっておりダウ平均をサポートしている。取引開始前に10-12月期決算を公表しており、利益、売上高とも予想を上回った。通期の実質売上高見通しも上方修正している。
髭剃りなどグルーミング部門は減収だったものの、その他のビューティー部門やヘルスケア部門の増収が貢献した。市場からは値上げによる消費者への影響が心配されたが、売上高を販売量ともに拡大した。
取締役にも就任している著名投資家のペルツ氏が指摘した再建計画が実を結んでいる。テイラーCEOは声明で、市場やマクロの困難な環境にもかかわらず、結果を残したと語った。
(10-12月・第2四半期)
・コア1株利益:1.25ドル(予想:1.21ドル)
・実質売上高:174.4億ドル(予想:171.6億ドル)
ビューティー:+8%
グルーミング:-3%
ヘルスケア:+5%
ファブリック&ホームケア:+6%
ベビー・女性・ファミリーケア:+3%
(通期見通し)
・コア1株利益:3~8%増を維持
・実質売上高:2~4%増(従来:2~3%増)
(NY時間09:56)
P&G 95.91(+5.47 +5.98%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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