フェデックスが大幅安 通期見通し下方修正 海外での需要減の兆候=米国株個別
フェデックスが大幅安。前日引け後に9-11月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、通期見通しを予想以上に下方修正したことが嫌気されている。海外での需要に減速の兆候が見られ、早期退職制度や採用抑制、航空貨物部門の国際輸送能力縮小を計画していること明らかにしている。同社のグラフCFOは「この数ヵ月、貿易が鈍化しており、貿易の減速が短期的に進む可能性を示唆している」と指摘した。
(9-11月・第2四半期)
・1株利益(調整後):4.03ドル(予想:3.94ドル)
・売上高:178億ドル(予想:177億ドル)
・営業利益率(調整後):7.5%
(通期見通し)
・1株利益(調整後):15.5~16.6ドル(従来:17.2~17.8ドル)(予想:17.4ドル)
・資本投資:56億ドル(予想:56.1億ドル)
(NY時間09:50)
フェデックス 168.09(-16.92 -9.15%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。