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中国株安などが円高誘う

見通し 

忙しい人のサマリー

中国株安などが円高誘う

参加者少なく調整入りやすい展開に

トルコリラは買い戻しが優勢、下げ一服感広がる。

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【東京市場】ドル円は111円台前半推移、人民元安が目立つ展開
 ドル円は111円台での推移が続いた。ユーロドルが1.13台前半での推移を続けるなど、全般にドル高基調が続く中で、しっかりとした展開に。
 注目のトルコ情勢は、米国産製品(コメ、自動車、たばこ、アルコールなど)の関税引き上げを発表したが、影響は限定的。ドルリラは比較的落ち着いた展開。
 新興国市場で目立ったのは中国売り。ドル人民元が6.90を超えるなど元安が優勢に。中国上海総合なども大幅安となった。中国に関しては、政府がゲームの承認を凍結との報道が流れ、テンセントホールディングス株が大きく売られるなどの場面も見られた。

 ポンドはユーロの連れ安もあって1.27を一時割り込む動きに。

【ロンドン市場】円高強まる

 円高の動きが広がった。

 序盤はトルコリラの買い戻しが目立つ形で、リスク警戒が後退。
トルコ中銀の外貨とリラのスワップ取引上限を半減との報道が、リラの投機的な売りポジション解消につながった。

 しかし、その後ドル円が111円台前半から110円台に値を落とすなど
円高進行が優勢に。
 
 中国株安の流れがリスク警戒につながった形で、ゲームの承認凍結や決算が期待外れに終わったことで、中国インターネットサービス大手点線とが大きく値を落とし、上海総合全体の売りにつながった。

 ユーロドルなどはもみ合い、序盤は買いが目立ったが、その後対円での売りに押された。

【NY市場】ドル円一時110円台半ば割れ

 ドル円は一時110円台半ばを割り込む動きとなった。ロンドン市場午前からの円高の動きが継続。

 お盆で参加者が少ないこともあって、ポジション調整の動きが広がった格好に。

 ユーロは1.13ちょうど近辺がしっかりで値を戻す展開に。

 リラは買い戻しが継続、牧師の解放を改めて拒否するなど、米国とトルコの対立構造は継続も、来週の長期休場(トルコは来週月曜日から金曜日まで祝日)を前に、ポジション調整の動きが広がった。 

【本日の見通し】アジア・トルコなどの状況にらみ

 トルコリラは買い戻しが優勢も、状況は好転しておらず、リラ売り圧力が継続する中で、ショートポジションの解消が一服した後にどうなるのかがポイントに。

 昨日見られた中国売りについては継続するものではないと思われるが、新興国通貨が不安定な状況は当面続くとみられ、状況を注視する展開が続きそう。

 ドル円は110円台後半を中心に、次の流れを見極める展開に。
 
 110円ちょうど近辺では買いが入るとみられるが、111円台を維持できなかったことで、若干頭に重さも。

【本日の戦略】やややりにくさも

 ドル円は110円ちょうどに近いところではいったん買いに回りたい。
お盆シーズンで参加者が少なく、行き過ぎた動きには警戒。
ストップはしっかりも少し広めに、ポジションを軽めに、ゆっくりとしたポジション管理が必要か。

 デイトレはレンジ取引を意識110円台後半を中心にしたレンジが基本となりそう。

 トルコ情勢など次第で一気に雰囲気が変わる可能性があるだけに要注意。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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