【本日の見通し】ドル円など主要通貨は米CPI待ちとなりそう
【本日の見通し】ドル円など主要通貨は米CPI待ちとなりそう
ロンドン市場で原油相場の反落などをきっかけに157.80円台までドル売りが進んだが、その後158.40円台まで反発した。中東情勢への警戒感が根強く、ドルの地合いの強さが継続している。今晩の米CPIへの警戒感からドル高が一服する場面も見られたが、流れを変える動きには至らず、調整一巡後は買い戻しが入っている。
ドル円はこの後の米CPIをにらむ動きとなりそう。短期金利市場や金利先物市場では12月までの追加利上げがほぼ100%織り込まれている一方、今月会合での利上げ見通しは20%前後まで低下している。ただ今回の物価統計が予想を大きく上回る伸びを見せるようだと、今月の利上げ見通しが再燃する可能性が高い一方、予想を下回ると12月の利上げ期待の後退にもつながるだけに、上下ともにリスクの高い状況となっている。
21時半の米CPI発表までは158円台を中心に落ち着いた動きが見込まれる。
ユーロドルはドル高一服の流れで1.12ドル台を付ける動きを見せた。ただ、フランスの財政懸念が継続しており、上値では売りが出る展開。米CPIまでは1.1200ドルを中心とした推移が見込まれる。地合いは下方向と見られ、米CPIを無難にこなした場合は、1.11台前半に向けた動きとなる可能性がある。
ポンドドルも安値からの買い戻しが目立った。12日の海外市場でのポンド売りドル買い局面で1.3200ドルを割り込み切れなかったことで、買いが入りやすい地合いとなっている。この後は米CPIまで1.3250ドルを挟んでの推移が見込まれる。
ユーロ円はドル円の下げもあって一時176.49円まで売りが出る場面もあったが、その後のドル円の買い戻しと対ドルでのユーロの買い戻しにより177円台をしっかり回復。ドル主導の展開が目立つだけに、方向感がはっきりしない状況が続く。
ポンド円もドル円の下げから一時売りが強まり208.90円を付けたが、その後210.00円近辺まで反発している。この後は209円台後半を中心とした推移が見込まれる。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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