ポンドドル、1.32ドルは固そうだが反転力は弱い=NY為替
きょうの為替市場はドル高が一服しており、ポンドドルは買い戻しが優勢となっている。1.32ドルを堅持しており固そうだが、反転力は弱い。テクニカル的にはもう一段の下落も警戒されそうな雰囲気ではある。一方、ポンド円も210円台は強い上値抵抗となっているものの、底堅さも見られている。
英政府は10月28日に発表する秋季予算案で、大幅な財政緩和を見送る可能性が高く、英国債の下落(利回り上昇)を回避できるとの見方をエコノミストが示した。エコノミストはレポートで、ヒーリー財務相が投資家の信認を当面維持できる程度の妥協的な予算案を打ち出す可能性が高いと指摘。「歳出の増加幅は政府が望む水準を下回る一方、増税と借り入れ拡大も小幅に留まると見ている」と述べた。
ただ、ヒーリー財務相に許される政策運営上の余地は小さいとも指摘。投資家の信認が失われた場合、英国債利回りが上昇するリスクがあるという。同エコノミストは、英10年債利回りが2027年末までに4.50%へ低下すると予想しているが、投資家の信認低下が、この予想に対するリスクになるとの見方を示した。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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