ユーロ、フランスの債務リスクで下落の恐れ=NY為替
きょうの為替市場はドル高の動きが一服する中、ユーロドルは買い戻しが優勢となっている。ただ、上値は重くなっているようで、節目の1.12ドルを一時回復したものの、上値を抑えられている。一方、ユーロ円は一時176円台半ばに下落していたものの、177円台に戻す展開。
アナリストは、フランスの財政リスクが続いていることから、ユーロには再び下落リスクがあると指摘した。フランス国債の利回りスプレッドが依然として高水準にあると説明。右派の大統領候補ルペン氏が大幅な歳出削減を公約しているものの、その内容は疑問を解消するどころか、新たな疑問を生んでいると分析している。
米国の政策運営に大きな失策が生じ、投資家がドルへの投資を見直すような事態にならない限り、マクロ経済環境は引き続きユーロにとって不利だとの見方も示した。短期的に1.1100-1.1120ドルに向けて下落するリスクがあると見ている。
EUR/USD 1.1194 EUR/JPY 177.35 EUR/GBP 0.8450
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。