ユーロ、弱気ポジションが極端な水準に接近も下落圧力続く=NY為替
きょうも為替市場はドル高の展開が続いており、ユーロドルは1.11ドル台に再び下落している。上値が重く重要な節目となっている1.12ドルを割り込んでいるものの、1.10ドルを目指す展開にはなっておらず、下値にも底堅さが見える。一方、ユーロ円は177円台半ばに上昇後、177円台前半に伸び悩む展開。
ただ、ユーロドルは、投資家の弱気ポジションが極端な水準に近づいているにもかかわらず、今後も下落が続く可能性があるとの指摘も聞かれる。投資家のユーロに対する見方は一段と慎重になっており、米商品先物協会(CFTC)が発表したIMM投機筋の建玉報告によると、投機筋のネットポジションは、パンデミック初期以来、最も大幅な売り越しとなっている。
通常であれば、こうした状況はショートカバーによる反発の可能性を高める。しかし、ECBはすでに今年と来年の成長見通しを引き上げており、経済指標の上振れがユーロ相場を押し上げるためのハードルは高くなっている。
EUR/USD 1.1174 EUR/JPY 177.31 EUR/GBP 0.8453
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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