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KBW銀行株指数、5月下旬以来の安値=米国株個別

株式 

(NY時間13:24)(日本時間02:24)
JPモルガン<JPM> 332.20(+1.37 +0.41%)
シティグループ<C> 126.91(-2.58 -1.99%)
バンカメ<BAC> 53.68(-0.76 -1.39%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 79.47(-0.58 -0.72%)
ゴールドマン<GS> 895.37(-4.99 -0.55%)
モルガン・スタンレー<MS> 185.52(-2.57 -1.36%)

 米株式市場では銀行株が下落しており、KBW銀行株指数は本日の取引で一時2.4%下落し、5月下旬以来の安値を付けた。米国債利回り上昇が景気や銀行ビジネスに与える影響への懸念が重しとなっている。特にシティグループ<C>の下げが目立ち、7月以来の大幅安となった。

 KBW銀行株指数は8月半ばの高値から約14%下落し、調整局面に入っている。年初来の上昇率も2%未満に留まり、11%上昇しているS&P500を大きくアンダーパフォームしている。

 アナリストは、銀行株の9月の相対パフォーマンスが1990年以来最悪となったと指摘。銀行株の弱気相場は2025年4月ごろから続いており、足元の相対パフォーマンスはITバブル期に似ているとの見方を示した。

 ただし、今回は銀行株の業績予想が上方修正されている点が過去の不振局面とは異なると指摘。また、AIブームの恩恵が一部の業種に集中しており、銀行株だけが取り残されているわけではないとも述べている。

 市場では13日から始まる大手銀の決算発表が次の焦点となる。JPモルガン<JPM>など主要行の業績が、業界の実態を見極める材料となる見通し。

 アナリストは、AIエージェントの脅威や11月の中間選挙、金利上昇を巡る懸念は行き過ぎていると指摘。銀行に対する信頼は預金獲得の競争優位に繋がるとして、決算発表をきっかけにAI懸念による銀行株売りが巻き戻される可能性があるとの見方を示した。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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