東京株式(大引け)=1392円高、半導体株中心に買い戻され大幅反発
9日の東京株式市場は半導体関連の主力どころが買われ、日経平均を押し上げた。朝高後に値を消す場面もあったが、その後買い直され結局1400円近い上昇で取引を終えた。
大引けの日経平均株価は前営業日比1392円03銭高の6万5416円63銭と大幅反発。プライム市場の売買高概算は25億227万株、売買代金概算は10兆9342億円。値上がり銘柄数は842、対して値下がり銘柄数は670、変わらずは52銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場で半導体関連株が買い戻されたことで投資家のセンチメントが改善、同関連株を中心にAIデータセンターの周辺銘柄が軒並みリバウンドに転じた。ただ、朝方は先物主導で買い優勢となったものの、その後は伸び悩み上げ幅を縮小、一時はマイナス圏に沈む場面もあった。その後はイラン情勢が戦闘終結の方向で交渉が進んでいるとの観測が広まり、空売り筋の買い戻しを誘発、再び上値を指向した。今月開催される日銀金融政策決定会合で利上げの可能性が高いことが報じられたが、国債買い入れ減額の停止なども伝わったことで、長期金利が低下し株式の相対的な割高感が後退、全体指数に浮揚力が加わった。もっとも、値上がり銘柄数は全体の54%にとどまっており、値を下げる銘柄数もそれなりに多かった。なお、売買代金は後場に膨らみ11兆円近くに達した。
個別では、相変わらず群を抜く売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A.T>が大きく買い戻されたほか、村田製作所<6981>も大幅高、太陽誘電<6976>はストップ高に買われた。東京エレクトロン<8035>が大きく水準を切り上げ、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>なども高い。ルネサスエレクトロニクス<6723>も値を飛ばした。大真空<6962>、日本電波工業<6779>が急騰、ヨコオ<6800>も大幅高。パナソニック ホールディングス<6752>、イビデン<4062>、ローム<6963>なども急伸をみせた。
半面、三井金属<5706>が売られ、三菱重工業<7011>、日立製作所<6501>なども冴えない。日東紡績<3110>も下値を探った。フィックスターズ<3687>が続急落で値下がり率首位、テラスカイ<3915>が大きく売られ、ダブル・スコープ<6619>、武蔵精密工業<7220>も大幅安。レノバ<9519>、アステリア<3853>などが値を下げ、堺化学工業<4078>、テスホールディングス<5074>などの下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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