三村氏で一時円高も買い続かず、片山氏で4月据え置き観測広がる
三村氏で一時円高も買い続かず、片山氏で4月据え置き観測広がる
ドル売り・円買いでドル円は一時158.27円付近まで下落する場面があったが、その後は158.70円台まで戻している。
三村財務官の「財務官レベルで緊密に連携することを日米で確認した」との発言を受け一時円買いが進み、ドル円は158.20円台に下落した。ただ、片山財務相が「G7では利上げは経済に悪影響、今は様子見との声が多かった」と発言したことから、日銀が4月に利上げする可能性は低いと市場は判断。円は再び下落している。
ラガルドECB総裁やベイリー英中銀総裁が利上げに慎重姿勢を示しているほか、ベッセント米財務長官が「今は状況を見守るべきだ」とトーンダウンしていることから、各国4月は金利据え置きとなる見通し。日銀も4月は「様子見」となる可能性が高い。
豪中銀だけは追加利上げに前向きだ。豪中銀副総裁が「インフレを引き下げるには金利を引き上げる必要がある」と述べたことで、連続利上げ観測が一段と高まっている。
きょう発表された中国GDPが前年比+5.0%と予想を上回る好結果となったことや、豪州4月の消費者インフレ期待が+5.9%と2022年11月以来の高水準となったことを受け、豪ドルが対主要国通貨で上昇。豪ドル円は114.19円付近まで上昇し1990年来高値をつけている。対ドルでは0.3%上昇し2022年6月以来の高値を更新。
執筆者 : MINKABU PRESS
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