豪中銀副総裁 インフレデータは非常に歓迎すべきもの 失業率は歴史的に見て非常に低い
豪中銀副総裁 インフレデータは非常に歓迎すべきもの 失業率は歴史的に見て非常に低い
豪中銀のハウザー副総裁は、きのう発表されたインフレデータは非常に歓迎すべきものだったと述べた。
豪州の第2四半期CPIは伸びが鈍化した。特に豪中銀が重視している刈り込み平均CPIは前年比+2.7%と前回+2.9%から鈍化し、2021年12月以来最も低い伸びとなった。雇用統計も弱く、8月利下げはほぼ確実との見方が広がっている。
ただ、ハウザー副総裁は6月の失業率が4.3%に上昇したことは中銀の予測通りだ。どの指標を見ても豪州の失業率は歴史的に見て依然として非常に低い水準にあると述べた。また、将来について楽観的な見方を示した。理由の一つに実質所得の伸びがかなり力強く伸び始めていることをあげた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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