続伸、米国が新たな対イラン制裁を発表=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=68.07(+1.16 +1.73%)
トランプ米政権の発足後、米国が第4弾目となる新たな対イラン制裁を公表したことが買い手がかり。米財務省はティーポットと呼ばれる中国の独立系製油所に対する制裁を始めて発表した。イラン産原油はほぼ中国向けで、ティーポットに原油を供給するタンカーも制裁対象となった。トランプ米政権はイランの原油輸出をゼロに近づけることを目指している。石油輸出国機構(OPEC)プラスが、生産枠を超過した産油国が実施する埋め合わせの減産計画を発表したことも支援要因。
時間外取引で5月限は67.52ドルまで強含んだが上値は重く、通常取引開始にかけて押し戻されると66.63ドルまで軟化。ただ、その後は買い戻しが強まり、68.29ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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