ダウ平均は結局小幅安 米経済指標が景気後退への懸念和らげる ただ、上値は重い=米国株概況
NY株式20日(NY時間16:24)(日本時間05:24)
ダウ平均 41953.32(-11.31 -0.03%)
S&P500 5662.89(-12.40 -0.22%)
ナスダック 17691.63(-59.16 -0.33%)
CME日経平均先物 37545(大証終比:+45 +0.12%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は上下動の末、小幅安で終えた。序盤は反落して始まったものの、この日発表の米経済指標が景気後退への懸念を和らげ、米株式市場も一時上昇に転じた。この日のデータは、景気への懸念が誇張され過ぎている可能性を示唆しているとの指摘も出ていた。
2月の米中古住宅販売件数が予想外の増加となったほか、米新規失業保険申請件数は僅かな増加に留まり、解雇者も低水準で推移。本日のデータは、パウエル議長が前日に「経済は全体的に堅調で、データに弱さの兆候があれば、それに対応できる好位置に政策はある」との見解に呼応するとのコメントも出ている。
前日にFRBはインフレ見通しを上方修正し、GDP見通しを大きく下方修正していた。ただ市場は、関税の影響を見極めるまではFRBは動かないと予想している。トランプ関税が市場を動揺させている中、トランプ大統領は「経済が移行期を迎える可能性がある」と述べていた。カナダとメキシコからの輸入品への関税免除措置は4月2日に失効する。
医師・弁護士・生命科学関連企業などの賠償責任保険を専門に手掛けるプロアシュアランス<PRA>が時間外で急伸。全米最大の医師系医療過誤保険会社であるザ・ドクターズ社による買収で合意した。
工作キット、パーティーグッズなど日用品の廉価販売を手掛けるファイブ・ビロウ<FIVE>が決算を受け上昇。既存店売上高の減収が予想ほどではなかったことや、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第1四半期、通期とも予想を上回る売上高見通しを示している。
オンライン中古車販売のカーバナ<CVNA>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を225ドルとした。
半導体のマイクロチップ・テクノロジー<MCHP>が下落。13.5億ドルの預託株式を発行することを明らかにした。
バイオ医薬品のアケビア・セラピューティクス<AKBA>が大幅安。増資計画を公表した。
ITコンサルのアクセンチュア<ACN>が決算を受け下落。好調な数字ではあったものの、トランプ政権が歳出を取り締まっている中、新規調達の減少などコスト削減による米政府向け業務の減速を報告した。
プロアシュアランス<PRA> 23.02(+7.48 +48.13%)
ファイブ・ビロウ<FIVE> 76.11(+0.52 +0.69%)
アケビア<AKBA> 2.04(-0.80 -28.17%)
カーバナ<CVNA> 185.42(+9.33 +5.30%)
マイクロチップ<MCHP> 51.00(-3.57 -6.54%)
アクセンチュア<ACN> 300.91(-23.56 -7.26%)
アップル<AAPL> 214.10(-1.14 -0.53%)
マイクロソフト<MSFT> 386.84(-0.98 -0.25%)
アマゾン<AMZN> 194.95(-0.59 -0.30%)
アルファベットC<GOOG> 165.05(-1.23 -0.74%)
テスラ<TSLA> 236.26(+0.40 +0.17%)
メタ<META> 586.00(+1.94 +0.33%)
AMD<AMD> 107.14(+0.91 +0.86%)
エヌビディア<NVDA> 118.53(+1.01 +0.86%)
イーライリリー<LLY> 842.57(+5.56 +0.66%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。