海外市場の流れが続き午前に152円45銭まで、その後もみ合い=東京為替概況
海外市場の流れが続き午前に152円45銭まで、その後もみ合い=東京為替概況
ウクライナ情勢の進展期待からのユーロ高ドル安や、トランプ大統領が相互関税の即時発動を見送り、国ごとの対応とすることで発動まである程度期間が生じることを受けた、米物価上昇警戒の後退などからのドル安に、ドル円は昨日海外市場からのドル安円高が継続。昨日154円台後半から152円70銭まで下げ、152円80銭台とほぼ安値圏で東京朝を迎えると、利益確定のドル買いなどにいったん153円10銭台を付けたもの音、すぐにドル安円高に転じ、午前中に152円45銭を付けた。安値からは買戻しが見られ、昼前後に153円00銭前後を付ける動きも、午後は再びのドル安円高で152円50銭台を付けている。
昨日海外市場で1.0370台から1.0460台を付けたユーロドルは、ほぼ高値圏で東京朝を迎えると、そこからの上値追いには慎重も下値もしっかりで高値圏もみ合いとなった。朝からのレンジは1.0447-1.0469となっている。
ユーロ円はドル円の下げとユーロドルの上昇に挟まれ、やや不安定ながら、上値の重い展開。NY市場午後に159円02銭を付けた後、160円00銭近くまで戻して東京朝を迎えると、朝方160円16銭を付けたが、その後159円50銭割れまで下落。その後は159円50銭割れから160円にかけてを中心とした動き。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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