東京株式(前引け)=大幅続伸、米ハイテク株高受けリスクオン
3日前引けの日経平均株価は前営業日比667円04銭高の3万9180円06銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は10億4486万株、売買代金概算は2兆5110億円。値上がり銘柄数は1378、対して値下がり銘柄数は224、変わらずは42銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は大幅続伸。先物主導でフシ目の3万9000円台を回復した。前日の欧州株市場で主要国の株価が総じて高く、独DAXが1カ月半ぶりに史上最高値を更新、米国株市場でもNYダウは上昇一服となったが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が満を持して最高値を更新するなどリスクオンの流れが続いた。これを引き継ぎ東京市場でも広範囲に買いが広がり、日経平均は一時700円高に買われる展開となった。前引けもほぼ高値水準で着地。値上がり銘柄数は全体の84%を占め、売買代金も2兆5000億円強と活況だった。
個別では売買代金トップのディスコ<6146>が大幅高に買われ、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株の上げ足が目立つ。フジクラ<5803>も高い。ソフトバンクグループ<9984>も大きく上値を追った。芝浦メカトロニクス<6590>が値上がり率トップに買われ、マネックスグループ<8698>も値を飛ばした。半面、関西電力<9503>が安く、SHIFT<3697>も下値を探った。Appier Group<4180>が値を下げ、ユニチカ<3103>も軟調。円谷フィールズホールディングス<2767>も売りに押された。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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