【本日の見通し】ドル円は重さ目立つ
【本日の見通し】ドル円は重さ目立つ
昨日の市場、ドル円は149円08銭を付けるなど売りがやや目立った。注目された米ISM製造業景気指数は予想を上回る結果。内訳をみても、新規受注が好悪判断の境となる50を超えるところまで改善。雇用も3.7ポイントの大きな改善を見せるなど、好結果となった。
ドルは少し買いが入ったが上値が重く、150円台を回復できない流れをみて、売りが一気に入る場面が見られた。
上値の重さが意識される展開。今週末の米雇用統計次第ではあるが、12月の利下げ期待が強まってきている印象でドルの上値を抑えている。
ドル円は149円割れも視野に入っている。150円前後がこの後も重くなると下方向の意識が強まる。
今日の注目は午前0時の米雇用動態調査(JOLTS)求人件数。前回はハリケーンの影響もあって低く出ていた。今回も弱めに出てくるとドル売りが強まる可能性がある。
ユーロドルは1.0500前後での推移、上下ともにやや動きにくさを感じる。次の方向性をにらむ展開。
ユーロ円はドル円の重さもあって、下方向の意識がやや強そう。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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