続落、OPECは中国の需要見通しを下方修正=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=73.83(-1.73 -2.29%)
ニューヨーク原油の期近は続落。中国の景気低迷懸念が相場を圧迫した。中国当局が一連の景気刺激策を発表しているが、悪化する経済を浮上させるには不十分とみられている。石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、今年や来年の需要見通しが下方修正されたことも重し。引き下げは3ヶ月連続で、中国の需要見通しの下方修正がほぼ大半を占めている。
時間外取引で11月限は下落。一時73.41ドルまで下げた。通常取引開始後は下げが一服したが、戻りは限定的だった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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