反落、ガザ停戦期待などで前日の上げ幅失う=NY原油概況
NY原油先物9 月限(WTI)(終値)
1バレル=77.16(-1.12 -1.43%)
ニューヨーク原油は反落。強気の内容だった第2四半期の米国内総生産(GDP)速報値で上昇した前日の上げ幅を失う展開。前日と同じく中国の需要停滞懸念とガザの停戦交渉期待が圧迫要因となった。とくに後者については、訪米中のイスラエルのネタニヤフ首相が前日のバイデン米大統領、ハリス副大統領に続いて、この日はトランプ前大統領と会談を行い、さらに米中央情報局(CIA)のバーンズ長官が28日にガザの停戦を巡りイスラエル、カタール、エジプトの交渉団とローマで会談すると報じられたことで、期待が高まった。また米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数が増加したことも米国の時間帯後半の圧迫材料。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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