日銀7月会合への警戒感一段と高まる 河野デジタル相に続いて茂木幹事長も日銀金融政策に言及
日銀7月会合への警戒感一段と高まる 河野デジタル相に続いて茂木幹事長も日銀金融政策に言及
今月末の日銀会合への警戒感が一段と高まっている。先日の河野デジタル相が日銀に利上げを求めたとの報道(河野氏はのちに否定)に加え茂木幹事長の発言を受け、日銀が7月に国債買い入れ減額と追加利上げを同時に実施するとの見方が広まっている。
自民党の茂木幹事長は、過度な円安は日本経済にとってマイナスなのは明らかだとして、段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要があると述べた。22日付で日経が報じた。
米国が9月にも利下げを開始し、日銀は早ければ今月にも追加利上げに踏み切る可能性があるものの、日米金利差はほとんど縮まらないためドル円は底堅く推移している。きょうは10時10分に日銀国債買い入れオペ通知、14時に日銀「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」が公表される。
執筆者 : MINKABU PRESS
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