アジア株 総じて下落、香港株は大幅反落

東京時間18:07現在
香港ハンセン指数　　 17417.68（-360.73　-2.03%）
中国上海総合指数　 2982.31（+5.18　+0.17%）
台湾加権指数　　　　 22869.26（-529.21　-2.26%）
韓国総合株価指数　 2795.46（-28.89　-1.02%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7971.59（-64.93　-0.81%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 80757.63（-585.83　-0.72%）

　１９日のアジア株は総じて下落。前日の米国株の下落を受けて、アジア株もおおむね売り優勢で推移した。香港株は大幅反落。第２０期中央委員会第３回全体会議（３中全会）で経済政策の具体的な計画が示されなかったことで失望売りが広がった。台湾株は大幅続落。ナスダックの下げなどを受けて、ハイテク関連株を中心に売られた。
　　　　
　上海総合指数は小幅続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国平安保険、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造（ＳＭＩＣ）が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気（ペトロチャイナ）、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が売られた。
　　　
　香港ハンセン指数は大幅反落。アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団（チャイナ・ホンチャオ・グループ）、不動産開発会社の龍湖集団（ロンフォー・グループ）、石油大手の中国海洋石油（ＣＮＯＯＣ）、不動産開発会社の華潤置地（チャイナ・リソーシズランド）ランド、オンライン旅行代理店の携程旅行網（トリップ・ドット・コム・グループ）が売られた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は続落。資源・鉱山会社のＢＨＰグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキュー、補聴器メーカーのコクレア、道路建設会社のトランスアーバン・グループが売られた。