昨年の米企業のデフォルトが急増
S&Pグローバル・レーティングスによると、昨年の米企業のデフォルト件数は82件に達し、2022年の32件を上回った。29の発行体がデフォルトに陥った消費者およびサービスセクターが牽引。また、S&Pは2023年初めに格付けした債務不履行企業のうち、2社を除くすべてが投機的等級であったとも付け加えた。低格付けの発行体は金利上昇とセクター固有の要因によって圧迫。2023年には格下げが格上げを上回り、米国の信用力は全体的に悪化したという。

執筆者 : MINKABU PRESS
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