反発、イスラエルによるラファ侵攻を警戒=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=83.36(+1.46 +1.78%)
ニューヨーク原油の期近は反発。パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍が武装組織ハマス掃討を続ける見通しであることや、ロシアとウクライナの武力衝突が続く公算であることが相場を支えた。現地時間の23日にウクライナやイスラエルなどを支援する950億ドル規模の法案が上院本会議を通過し、成立する見通し。米国による追加の後ろ盾を得て、イスラエルがガザ地区南部のラファへ地上侵攻することが警戒されている。
時間外取引で6月限は堅調に推移した後、通常取引開始を控えて売りが強まると80.88ドルまで下落。ただ、その後は買いが盛り返し、83.43ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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