東京株式(寄り付き)=買い先行、雇用統計発表後の米株高に追随
8日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比399円高の3万9391円と反発。
前週末の日経平均は800円近い下げに見舞われたが、その反動もあって主力株をはじめ幅広い銘柄が買い戻される展開となっている。前週末の米国株市場では、3月の米雇用統計発表後に出尽くし感からのショートカバーを誘発、NYダウが5日ぶりに反発し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も上昇した。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが改善している。今週10日に3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、上げ一巡後は伸び悩む可能性もあるが、4月新年度入りから日経平均は5営業日で1400円近い下落を示していることもあり、きょうはリバウンド狙いの買いが終始優勢となりそうだ。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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