ウォラーFRB理事「利下げ急ぐ必要はない」と何度も繰り返す 早すぎる利下げはインフレ状況の改善を後退させる可能性

ウォラーFRB理事「利下げ急ぐ必要はない」と何度も繰り返す　早すぎる利下げはインフレ状況の改善を後退させる可能性

ウォラーFRB理事の講演が続いている、ウォラー氏は「利下げ急ぐ必要はない」と何度も繰り返した。

ウォラー氏は、1月と2月のインフレ統計は驚くべき上方修正を見せ、雇用の伸びや他の統計は全般的に堅調だった。そのため、金融緩和による救済が必要だとは言えない。最近の統計を見れば、金利引き下げを急ぐ必要はないという見解が強化される。経済状況を見ると大幅な利下げを実施する理由はない。米経済の強さと労働市場の回復力を見ると金融緩和はもう少し待った方がリスクは小さい。早すぎる利下げはインフレ状況の改善を後退させる可能性があると語った。