ウォラーFRB理事 最近のインフレ統計は「残念」 利下げ回数減らしたり開始時期遅らせることは適切

ウォラーFRB理事　最近のインフレ統計は「残念」　利下げ回数減らしたり開始時期遅らせることは適切

ウォラーFRB理事は金利引き下げを急ぐ必要はないとコメント。最近の経済指標を見れば今年の利下げ回数を削減したり、利下げ時期を遅らせたりするのは正当だ。最近のインフレ統計は「残念」だ、利下げの前に少なくとも数カ月はいいインフレ統計を確認したい。インフレが中銀目標2%に向けて持続的な軌道に乗っているという確信が得られるまで利下げは待つべきだ。最近の統計を受け、利下げ回数を減らすか、利下げ開始時期を遅らせるのが適切だというのが私の見解だ。利下げはまだ急ぐ必要はないと繰り返した。

ウォラー氏はNYエコノミッククラブで講演、その中で「利下げ急ぐ必要はない」との言葉を4回も使用した。