田村日銀委員発言でドル円一時151.97円まで上昇 さすがに介入警戒でその後やや軟化
田村日銀委員発言でドル円一時151.97円まで上昇 さすがに介入警戒でその後やや軟化
日銀の中で最もタカ派とされる田村日銀委員のハト派発言を受け円が下落、ドル円は一時151.97円まで上昇し34年ぶり高値をつけた。ただ、さすがに介入が警戒されその後は151.80円台まで軟化している。
田村委員は「ゆっくりと着実に金融政策の正常化を進める」と語った。この「ゆっくり」の部分が「slowly」と英文で流れ、海外勢は「のろのろ」と捉えたようで、年内の追加利上げ観測が後退している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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